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レポート・コラム
2021/04/05
こんにちは!三井物産インシュアランスです!
みなさんの会社では火災保険を複数契約していたりしませんか?
もしここで「拠点がたくさんあるのだから当然だよ」と思われていたら、損をしている可能性があります。
というわけで、今回は火災保険を一つに纏めるメリットと具体的な手順について解説していきます。
目次
1)火災保険を一つにまとめるメリット
2)火災保険を一つに纏める手順
3)まとめ
火災保険を一つに纏める方法
先述の通り、火災保険を拠点毎に複数契約することにはデメリットがある ⇒ 一つにまとめることにはメリットがあります。
具体的には大きく4つあります。
① 保険料が割安になる
保険全般に言えることですが、規模の大きな契約になるにつれて保険料が割安になる傾向があります。
一口に火災保険と言っても沢山の種類があり、その中でも「資産額が一定水準を超過すると包括契約が可能な火災保険」があります。
必ずとは言えませんがこの保険は割安になる傾向があります。
※保険会社毎に対応は異なるので、正確には各保険会社のホームページ等を参照下さい。
② 特別な補償を受けることが出来る
上記の「資産額が一定水準を超過すると包括契約が可能な火災保険」では特別な補償を準備している保険会社もあります。
一例として、通常保険契約の途中で資産が増加した場合は遅滞なく申告して追加の保険料を支払わなくてはならないのですが、一定額までは申告と追加保険料無しで補償し、保険契約終了時にまとめて手続きすることが可能な保険商品もあります。
③ 拠点毎の補償を統一出来る
日本国内の全物件を一つの契約に一本化し、バラバラな補償内容もオールリスクで手配することができます。
補償についても工夫が出来ます。例えば、同時に複数箇所で火災が発生することは想定しづらいため、支払限度額は一番規模の大きい拠点(最大予想損害額)を設定するなどです。
要するに必ずしも全資産額=保険金額にする必要はないので保険料を抑えることが可能です。
④ 契約管理の可視化
当たり前の話ですが、契約が複数あるとその数だけ更改手続きが伴いますが、一つに纏めると年一回で完了します。
事務工数が減るので担当部署の負担を軽減することが出来ます。
それだけではなく、拠点毎に保険を契約していると契約し忘れが発生する可能性がありますが、一つに纏めて全拠点を対象としていればそのようなミスも無くなります。
ここまでで火災保険は一つに纏めた方が良いということはご理解頂けたかと思います。
従い、次は纏めるための具体的な手順をご説明します。
① 拠点と保険を一覧化する
まずは拠点と付保している保険をエクセル等で一覧化しましょう。
保険をかけ忘れている拠点がないかどうか確認するためです。
② 拠点毎の資産額を再算出する
改めて保険で設定している拠点毎の資産額が正しいかどうかを確認します。
確認方法はこちらの記事で解説していますのでご参照下さい。
③ 保険代理店にて見積を取得する
保険代理店経由で各保険会社の見積を取得します。
保険会社を比較して良いものを選択すべきですので、複数の保険会社の見積を取得することをおすすめします。
④ 現在の保険を全て解約して新しい契約に切り替える
採用する保険会社が決まったら現在の保険を全て解約して新しい契約に切り替えます。
細かい手続きの流れは保険代理店が主導しますのでご安心下さい。
今回は「火災保険を一つに纏める方法」について解説してきました。
まとめると、火災保険を拠点毎に複数契約するのではなく、一つに纏めることで保険料が割安になる・特別な補償を受けることが出来る・契約管理の可視化が図られるので、上述の手順に従って一つに纏めましょうということになります。
ご興味ございましたら、普段ご利用されている保険代理店、もしくは弊社 三井物産インシュアランスまでご連絡下さい。
弊社は火災保険を一つに纏めることに関して多くの実績がございますので、お力添えさせて頂きます。
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